中国には医食同源という考え方がありますが、薬膳などはこの考え方が基本です。薬効成分を抽出して医薬品にしたり、自然界の薬効成分に似せた化学薬品をつくるのが主流である欧米の近代医学・西洋医学(日本の主たる医療もこれです)でも、最近はこの発想の大切さに目を向け始め、メディカル・ニュートリションという言葉がひんぱんに使われるようになっています。
生活習慣病を予防するには、この「医食同源」という考え方がとても大切です。医薬品はもっぱらかかってしまった病気の治療に対処するもので、予防には適しません。また、特に医薬品は、副作用や使用する薬品間で起こる相互作用など、想定内、想定外を含めた様々な作用があるため、使用には注意を怠ることができません。
高血圧などの循環器系の病気は、血液がどろどろに濁ったり、血管がコレステロールなどで詰まったりするのが原因のひとつですから、日頃から血をサラサラときれいにしておくのが大切です。
糖尿病は、糖のコントロールに良い食べ物を日頃から摂取して予防しましょう。